漢字が覚えられない、定着しないという子供の対処法
もしかして学習障害?と悩む前にやってあげられること沢山
小学校2年生の1学期も終わる頃、長男は最近習った漢字どころか、1年生で習った漢字も満足に書けない状況でした。易しい字でも鏡に映したように反転させて書く鏡文字はしょっちゅう。「教える」「数える」などちょっと難しくなった漢字はメチャクチャで書けたかな?と思うと、必ずどこかが違う。
「先生」などの熟語は上下逆に書いたり、棒が多かったり、足りなかったりと正しい漢字が、ほとんどと言っていいほど書けない状態でした。
心配になって、息子の状況をネットで検索して調べてみると 「学習障害」という言葉も 目に飛び込んでくる。もしかして?
でも、ちょっと待った。
そういえば、出来ないって悩むほど、漢字に取り組んだことあったっけ?そもそも使ってもいなかったね。言葉なのに。
まず、私が最初に試したことは、文字の練習に集中する以前のこと
親子の会話を見直してみる
長男は、おしゃべりな子ではありませんでした。それをいいことに私も会話に手を抜いて、「ふーん、そうなの」なんて短いやり取りしかしていなかったことに気付きました。電車が好きで電車のDVDを見せておけば、静かなのを良いことにテレビ画面にお守りをしてもらっていました。もっと話を引き出して、沢山聞いてあげれば良かったと後悔。
早速、学校から帰ってきたら今日は何が楽しかった?など親子の会話を楽しんでみました。これは、反抗期がやってくるまで続いていたように思います。
小学校6年間で習う全部の漢字をプリントアウト
今小学校6年間で習う漢字は、1026個。1000個以上なんてすごく大変( ゚Д゚)と思わずにとりあえず、まとめて紙にプリントアウト。6年間で習う漢字も、全部まとめてプリントアウトして2学年ずつトイレに貼って置いてみました。読み仮名を振るでなく、ただ目につくように貼るだけ。
長男が2年生の時は、1,2年のものを張りました。学年が上がるごとに、1枚ずつプリントを増やしました。
文科省 学習指導要領サイトの学年別漢字配当表が便利♪
文科省サイトhttps://www.mext.go.jp/a_menu/shotou/new-cs/youryou/syo/koku/001.htm
子供が見ても見なくても、貼ってみる。
そうすると、暫く時間が経ってからですが、「この字知ってる、習った?かな・・・」と突然言う事がありました。その時に「ああ、よく知ってたね(褒め)」とやってみましょう。
間違っても、漢字が苦手&嫌いな子に漢検の本を買って、6年間でならう漢字をグイグイとやらせるという事はいきなりやらない方が良いと思います。