小学生、漢字が苦手な子にやってしまって大失敗だったこと。我が家の長男は、ひらがな、カタカナから始まり当然漢字も超苦手でした。

そんな苦手な長男に、母がやってしまってますます漢字嫌いにしてしまったやり方です。

漢字のドリル・テストの直し練習をやらせ過ぎること

苦手なために、直しが普通の子よりも多いです。直すだけでも面倒なのに、普通の子よりも沢山あるとなったら更に大変なことに。

先生からも連絡を頂き、最初はこちらも必死で血相を変えて漢字の練習をさせました。書けるようになるまで、練習させて・・・と。そうしたら、とある日長男は泣き出しました。大きな目から、ポロポロと涙をこぼしながら辛そうに勉強する毎日。そのうち、突っ伏して泣くようになりました。

まるで虐待しているようで、見ていたこちらも切なくなりました。必死で鬼のような顔したポンコツ母が、かなり長男を追い詰めていたようでした。

特に低学年の子(1,2年生くらいまで)は、長時間漢字の練習はキツイなと思います。得意な子に比べて、間違いが多い子・苦手な子ほど時間がかかるジレンマここを工夫すべきでした。

とめ、はね、はらいを気にし過ぎる

ドリルやテストの直しをきっちりさせ過ぎる、と同じような事ですが、小学校の先生によっては、きちんと「とめ、はね、はらい」や「字のかたち」をペンで直して下さる方もいます。最初は、母もその通りに子供に直させてましたが、字を書くことが嫌いな子に逆効果でした。

「とめ、はね、はらい」や「字のかたち」などは、最初から求めないようにすることにしました。

※最近の小学校では、書き順やとめ、はめ、はらい、などあまり神経質に教えることがないと聞きます。

どのようにしたか

ドリルやテストの直しは、短時間で終わらせること。ドリルの間違った箇所、テストの間違った箇所を直すことはまず大切。

その際に注意したことは、あまり「とめ、はね、はらい」「書き順」など細かい事までは気にしないこと。「読める程度に」書けること、そして「その字の意味が分かっていること」を確認していました。意味についても、厳密なものでなく、しゃべり言葉でわかる位の簡潔なものにします。

字に興味がある子は、ここでどんどん他の読み方や使い方も覚えて言葉の種まきが出来るのでしょうけれど(これは次男でした)、興味の全然無い子にはひとまず最初の一歩をと考えました。

この最初の一歩をの期間がとても長かったです。小学校いっぱい一歩の期間だったのではないかと思います。

ポンコツ母ポンコツ母

担任の先生から連絡が来てしまったりすると焦りますが、どうか焦りすぎないで!

6年間習う漢字は印刷してみれば、たった1枚に紙に収まって見渡せるくらいなのだから。